サラリーマンに「ゴマすり」は必要不可欠

 50歳からの転職を考えている方に参考になるかどうかはわかりませんが、生き残りに最も有効な能力はゴマすりだという面白い記事を見つけました。
 これを書いたのは「悪徳官僚に学ぶ戦略的ゴマすり力」の著者で、兵庫県立大学大学院教授の中野氏です。中野氏は同志社大学を卒業したあとに、現在の厚生労働省(当時の労働省)に就職します。そして中野氏は人間関係をスムーズにするためには、ゴマすりが欠かせないと気付きます。ゴマすりと聞くとなにか調子がいい卑屈な感じさえ受けますが、中野氏が唱えるゴマすりには効果的な洞察力が要求されると言います。

 

 つまり同じ内容を相談したり交渉するにも、相手の性格から考えていることまでを鋭く観察する必要があるからです。官僚時代の中野氏は政治家を相手に難しい相談や交渉を重ねていく中で、このゴマすりのお陰で随分と助かったと言います。サラリーマンは官僚とは違いますが、サラリーマンが転職する1番の理由は上司などとの人間関係です。もちろん20代や30代であれば、少しでも給料がいいところに転職するケースも多いはずです。

 

 しかし50歳からの転職となると、少し話が違ってきます。50歳であれば定年まであと10年で、年金の支給開始も65歳からになりました。50歳から転職しても、次に仕事が見つかる保証もない時代です。中野氏ではありませんが他人が許せなかったり、自分が正しいと主張するよりも1歩引くことも大事かもしれません。